2022/11/18 コラム
神奈川を拠点に自然素材の家づくりを手がけている雄哉建設です。
自然素材の家に興味がある方も多く、多数のご質問をいただきます。
その中で耐震性についての不安を口にされるお客様もいらっしゃいます。
「ナチュラル感があって良さそうだけど、耐震性に弱点がありそう」
「自然素材の家はなんだか脆そう」
特に日本は地震の多い国ですから、しっかりと強度が保たれているのか気になるところです。
まず結論から言いますと、自然素材の住宅で耐震性が劣るということはありません。
そもそも耐震性が一定基準を満たさない設計になっていると、建築許可が出ません。
家を建てるときには建築基準法というものがあり、「柱の間隔はこの距離なければいけない」、「柱の径の太さは最低これ以上なければいけない」などと細かなルールが決まっています。
基準にあった建材の用意、および設計によって家は建てられていますので、自然素材の家だから耐震性に劣るということはございません。
ただ、あえて言うなら合板をほぼ使っていませんので、木材が反ってしまったりすることは考えられます。
それによって家全体のバランスが崩れ、地震が来たときにぐらついてしまう可能性はゼロではありません。
自然素材の家を施工した後は経年劣化や変化も考え、定期的なメンテナンスは必ず実施しましょう。