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2019/07/20 コラム

耐震構造って何?

耐震構造という言葉を耳にする機会は多いですよね。しかし耐震構造について正しく理解している人は専門家でない限りそう多くはないと思います。

耐震構造とは、地震に耐えることのできる構造で作られている建物のことをいいます。

よく、マンションやビルなどに施されている制震構造や免震構造は、地震の揺れを抑えるような構造はあるものの、耐震構造のように地震に耐えることができるということを目的に行われているものではないのです。

マンションやビルなどの高層ビルでは、耐震構造にプラスして地震の力を制御する構造を持つ制震構造や、地震の揺れそのものを建物に伝わらないようにする免震構造が行われていることが多いです。

地震の多い日本では、大きな地震がもしも発生した場合にも耐えることのできるような壁や柱を使って行うもので、特別な装置を使用するものではなく今の日本では、一番普及している方法で、新たな耐震設計法が1981年設定されてから建築された建物は、何度か訪れている大地震でも大きな被害が出ていないという効果を発揮しています。

そのため、専門家を中心として信頼されている構造として知名度も上がっていますし、建物を建築する上でも必要不可欠なものとなっています。